私、実は4年前は体重が110㎏もありました。身長が170センチちょっとですから、肥満度はかなりのものです。その頃は服もユニクロでは買えませんでしたし、靴も半年くらいで履き替えないとダメ。あまり大きな声ではいえませんが2年程健康診断の日に出張予定を入れて現実逃避をしたりしておりました。そんなある年の健康診断でお医者さんに言われた一言
「あなた、このままだと死にますよ。すぐ入院して絶食治療してください」
なんでも脂肪肝と高脂血症と高血圧の症状が強く出ており、かなり危険な状態との事。この事実を突きつけられるとさすがに現実逃避を続ける訳にもいかず、翌日からダイエットを決行(当日の夕食は最後の焼肉を食べました)!
始めてみると想像していたよりもずっと簡単に体重が落ちはじめ、1年で20kg、2年で35kgの減量に成功しました。おかげで現在では全ての数値が正常値で健康そのものです。
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体脂肪は内臓を守り、時には魅力的なボディラインを作って異性を魅了したりする事もあります。またエネルギー源として必要不可欠な体を構成する一部分です。それが無意識のうちに蓄積しすぎると当人の生命さえも危険に晒す危険な因子にもなり得ます。
容器も体脂肪と似たようなところがあるのではないでしょうか?
容器は本来お客様の製品を運搬・保存し、最終的には商品のよさをアピールして販売の手助けに少しでもなれれば機能としては必要十分です。しかし、それがいつの間にか華美になりすぎたり、必要以上の安全マージンを要求するあまり分厚いものになったり。その結果として容器の価格が高くなりすぎて利益を圧迫したり・・・
イチローの体脂肪率は6%台とか。人間はなかなかそこまではダイエットできませんが、容器のコストはそれに近づけたいものですね。